コラム

「じぶん年金」をつくりませんか?

「じぶん年金」をつくりませんか?

豊かな老後に備える「じぶん年金」を聞いたことがありますか?公的年金などだけに頼るのではなく、豊かな老後に向けて自分自身でもプラスアルファで資金をつくることをこう呼んでいます(※1)。人生100年時代に向けて、働く世代の「じぶん年金」を考えてみませんか。

老後のお金について、早くから向き合う必要性が高まっています

日本は世界でも有数の長寿国です。厚生労働省によると、2022年の平均寿命は女性が87.09歳、男性が81.05歳です(※2)。公的な国民皆年金が発足した約60年前と比べると、女性は約17歳、男性は約16歳伸びました。長寿化はめでたい一方、その分だけ一生涯にかかるお金も増えます。老後のお金について、若い頃から向き合う必要性が高まっています。

一般的な高齢者の収入源は「公的な年金」、「仕事による収入」の2本柱です。内閣府が公表している2020年度の「高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」から、高齢者の主な収入源を見てみると、「公的な年金」が67%と最も多いです。その次が「仕事による収入」で20%になります。「私的な年金」(1.7%)や「財産からの収入」(2.1%)は少ないです。

日米では公的年金制度など異なる点が多く単純比較は難しいですが、米国は高齢者の主な収入として「公的な年金」の比率が53.5%と日本より低く、「私的な年金」が11.3%、「財産からの収入」が7.8%と日本よりも高くなっています。

日米の高齢者の主な収入

日米の高齢者の主な収入

(出典)内閣府「高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」を基にウェルスナビ株式会社作成

預金だけで資産を十分に増やすのは難しい

日本はバブル崩壊前まで預貯金の金利が高く、退職金などを預貯金として預けておけば、利息で旅行に行くといった生活ができました。

現在は日本銀行の金融緩和政策により、預貯金の金利はゼロ%に近い状態が長く続いています。ただ、世界経済は成長を続け、長期で株式など資産価格は上昇しています。預金だけに頼るのではなく、資産運用を長期で続けることで、より豊かな老後を迎えられる可能性があります。

国内銀行の定期預金の金利はほぼゼロ%に

国内銀行の定期預金の金利はほぼゼロ%に

定期預金金利の推移(預金額300万以上1,000万円未満、期間1年)
出典:日本銀行「定期預金の預入期間別平均金利」を基にウェルスナビ株式会社作成(2021年10月)

豊かな老後には、健康でできるだけ長く働き、仕事による収入を増やすことも大事です。それに加えて、預金に置いておくだけでなく、公的年金、仕事による収入に次ぐ第3の老後の収入源(資産運用による「じぶん年金」)があれば、より安心につながるのではないでしょうか。

ウェルスナビで長期の資産形成を

ウェルスナビは、「長期・積立・分散」の資産運用で、「じぶん年金」づくりをサポートします。さらに、NISAを自動でおまかせで活用する「おまかせNISA」によって、非課税メリットを活かしながら「じぶん年金」づくりに取り組むことも可能です。

ぜひ長期的な視点で資産運用を続け、「じぶん年金」づくりに取り組んでいきましょう。

※1 ウェルスナビの考え方です。
※2 厚生労働省の「簡易生命表」

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