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積立投資でどのくらい資産が成長する? 将来の資産額をシミュレーションしてみました

積立投資でどのくらい資産が成長する? 将来の資産額をシミュレーションしてみました

積立投資とは、決まった金額を決まった間隔で投資し続ける方法で、ウェルスナビの運用にも有効です。しかし、積立投資の積み重ねが将来どのような成果をもたらすのか、イメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。

今回は、毎月の積立額を考える際に役立つウェルスナビの機能をご紹介します。

毎月の積立は将来いくらになる?

ウェルスナビのナビゲーション機能では、積立額から将来の資産額をシミュレーションできます。ここでは、ウェルスナビの5つの運用プランのうち、リスクとリターンが中程度のリスク許容度3で30年運用した場合のシミュレーション結果を簡単にご紹介します。

前提として、相場の動きを正確に予測することは難しいため、将来の資産がいくらになると断定することはできません。そこでナビゲーション機能の「将来予想」では、将来的に期待できる資産額の目安を、期待できる達成確率(目標金額以上になる確率)ごとに提示します。

将来的に期待できる資産額の目安を達成確率ごとに提示

ナビゲーション機能による将来予想の画面イメージ

将来的に期待できる資産額の目安を達成確率ごとに提示

下の表はシミュレーション結果です。例えば、毎月の積立額を3万円にすると、30年後には70%の確率で1,818万円以上になることが期待できます。毎月3万円の積立を30年続けた場合の元本は1,080万円ですので、あくまでも可能性ですが、約700万円の運用益が見込める計算です。

コツコツ続けることで投資した金額より大きく増える可能性がある

同じ金額の積立投資を30年続けた場合のシミュレーション結果(リスク許容度3)

コツコツ続けることで投資した金額より大きく増える可能性がある

※ シミュレーション結果の金額や確率はあくまで統計的に計算したものであり、将来のパフォーマンス等について示唆・保証するものではありません。(前提条件はこちら

長期の積立投資では、時間をかけることで「複利」という仕組みが働きます。複利とは増えたお金にもさらに利息がつく効果のことです。コツコツ続けることで、投資した金額よりも大きく増える可能性があります。

目標金額を達成するためには毎月どれくらい積み立てればよい?

将来の目標金額から毎月の積立額を決めたい場合、ライフプラン機能の活用がおすすめです(※1)。ライフプラン機能は、退職年齢・年金の受給開始年齢・退職後の月間支出額から必要な老後資金を算出し、設定した目標金額をもとに自動で最適な投資計画を提案します。お客様は提案された投資計画をもとに、ご自身に合った積立額や追加入金額を決めることができます。

例えば、現在の年齢が35歳、退職・年金受給開始が65歳で目標金額を約1,800万円に設定した場合、積立額や追加入金額は以下のようになります。

ライフプラン機能は設定した目標金額をもとに積立額と追加入金額を自動で提案する

現在35歳、退職・年金受給開始が65歳で、目標金額を約1,800万円に設定した場合の画面イメージ

ライフプラン機能は設定した目標金額をもとに積立額と追加入金額を自動で提案する

※ シミュレーション結果の金額はあくまで統計的に計算したものであり、将来のパフォーマンス等について示唆・保証するものではありません。(前提条件はこちら

ご参考コラム:老後資金はいくら必要? ライフプラン機能のすすめ

おわりに

ウェルスナビのナビゲーション機能やライフプラン機能を活用すると、将来の資産形成のイメージが可視化され、より計画的に長期投資を行うことができます。毎月の投資額をいくらにすべきかお悩みの方は、ぜひご活用ください。

なお、資産運用にまわすお金は、しばらく使う予定のない余裕資金であることが前提です。

余裕資金の考え方については、こちらのコラムにてご紹介していますので参考にしてみてください。

※1 「ライフプラン」はウェルスナビのアプリでのみ公開している機能です。パソコンやスマートフォンのブラウザではご利用いただけません。

※シミュレーションの前提条件は以下の通りです。
・2025年3月時点の運用モデルにより推計された期待リターンとリスク水準に基づき、毎月のリターンが正規分布する前提で将来の資産評価額の分布を予測しています。 運用モデルの詳細は、資産運用アルゴリズム(White Paper)をご参照ください。
・シミュレーション結果の金額や確率はあくまで統計的に計算したものであり、将来のパフォーマンスを保証するものではありません。 運用成果によっては損失を被り、投資元本を割込むおそれがあります。
・預かり資産の年率1%(現金部分を除く、年率・税込1.1%)を手数料として差し引いて計算しています。
・税金控除は計算に含まれていません。

コラムに関する注意事項
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