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「自動積立」のメリットは?

「自動積立」のメリットは?

ロボアドバイザー「ウェルスナビ」は、資産配分の決定から取引まで、すべて自動で行うサービスです。今回のコラムでは、自動化の大きなメリットのひとつである「自動積立」についてお伝えします。

毎月の収入の一部を資産運用にまわす積立投資は、働く世代が資産を形成するのに有効です。毎月コツコツと積み立てることで、一時的な相場の変動に左右されない、長期的な視点に立った資産運用を続けやすくなります。

ウェルスナビの「自動積立」は、毎月決まった日に、一定の金額を自動で積立投資にまわすサービスです。自動積立を設定しているお客様は全体の6割を超え、毎月の平均積立額は約4万4000円です(※1)。

淡々と資産を積み上げる

自動積立のメリットは、相場がいいときも悪いときも一喜一憂せず、淡々と資産運用を続けられることです。

投資をしていると、相場の動きに影響され、冷静な判断ができないことがあります。相場の上昇が続くと、まだまだ上昇すると期待してもっと資金を投入したのに、後から見ると割高だったということもよくあります。逆に、相場が低迷しているときには、さらに下がることを恐れて追加投資をためらいがちです。人間の心理としてはごく自然ですが、資産運用の成果に悪影響を及ぼしてしまうことも多いと言えます。

自動積立であれば、そのような心理的な影響を受けることがありません。毎回、一定の金額を投資するため、相場がいいときに高値で買いすぎず、相場が悪いときにもためらわずに割安で買い続けられます。特に、相場が悪いときに割安で買えるかどうかは、その後の相場が回復したときに恩恵を受けるための重要なポイントです。

相場が悪いときも淡々と買い続ける

相場変動と毎月の買い付け価格の推移(イメージ図)

相場変動と毎月の買い付け価格の推移(イメージ図)

昔から、資産形成においては、「給与天引き」が有効な方法の一つと言われていました。天引きされた分をもともとなかったものと見なして、資産を積み上げられるからです。ウェルスナビの自動積立も、給与天引きと同じような感覚で、無理なく運用資金を積み上げるのに有効です。

自動積立で「最適」に近づける

自動積立のもうひとつのメリットは、自動積立のたびにポートフォリオ(資産の組み合わせ)を最適な状態に近づけられることです。

ウェルスナビでは、リスクを抑えながらリターンを最大化できるよう、一人ひとりに合った「最適ポートフォリオ」(最適な資産の組み合わせ)をご提供しています。運用をスタートした時点では最適な状態ですが、相場は日々動くので、時間が経つとポートフォリオは崩れてしまいがちです。

自動積立によって資産を買うとき、買い方を工夫し、ポートフォリオを最適な状態に近づけています。

資産を増やしながら「最適」に

自動積立前後のポートフォリオの変化(イメージ図)

自動積立前後のポートフォリオの変化(イメージ図)

具体的には、ポートフォリオの中で比率が高くなっている資産はあまり買わず、比率が低くなっている資産を多めに買います。(比率が高くなっている資産をまったく買わないといったケースもあります。)

どのように買い付けているか、内訳をみてみましょう。

買い方を工夫し「最適」に近づける

自動積立による取引の内訳の例

自動積立による取引の内訳の例

この例では、自動積立をする前、米国株、日欧株の比率が下がりすぎており、債券と金の比率が上がりすぎていました。

そこで、自動積立によって、米国株や日欧株を多めに買い、余分に持っていた債券と金は買いませんでした。また、比率がやや下がっていた新興国株と不動産を少し買い足しました。足りない資産を買い、余分な資産を買わないことで、自動積立のたびにポートフォリオが最適な状態に近づきます。

毎月の積立で資産形成を

ウェルスナビの自動積立は、月の引き落とし日を5つから選ぶことができ、月に5回までの複数回の積立も可能です。ただ10年、20年といった長期の資産運用では、ひと月あたりの積立金額が同じであれば、引き落とし日や積立回数の分散によって将来の運用結果が大きく変わることはありません。特に事情がなければ、月1回の積立で十分でしょう。

これからもウェルスナビの自動積立をうまく活用し、「長期・積立・分散」の資産運用を続けながら、将来に向けて資産を形成していきましょう。

参考: 積立投資のメリット

※1 2023年6月末日時点。「ウェルスナビ」の運用者のデータ。平均積立額は月間積立設定金額総額を積立設定顧客数で割って算出。

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