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資産のバランス調整って必要?

資産のバランス調整って必要?

WealthNaviの特長のひとつに、「自動リバランス」という機能があります。WealthNaviの提供する「長期・積立・分散」の資産運用において、欠かせない機能のひとつです。まず、リバランスとは何か、簡単にご説明したいと思います。

例えば、株と債券に50%ずつ投資していたとします。株と債券は異なる値動きをしますので、そのまま放っておくとバランスが崩れていきます。崩れたバランスを元の最適な状態に戻すこと、それがリバランスです。

自動リバランスを行い、最適ポートフォリオを維持

自動リバランスを行い、最適ポートフォリオを維持

リバランスのメリット

リバランスには、大きく3つのメリットがあります。1つ目は、最適な資産バランスを保つことができる。2つ目は、リスクの取りすぎを防ぐことができる。そして3つ目は、中長期的にはパフォーマンスが良くなる可能性がある。

リバランスの3つのメリット

それでは、WealthNaviの資産運用を例に、もう少し詳しく解説していきましょう。

リバランスが必要な理由

資産運用を始めたばかりのときは、資産のバランスは最適な状態ですが、運用する6つから7つの資産がそれぞれ異なる値動きをしますので、放っておくとバランスが崩れていきます。

例えば、米国株の最適な配分比率が31%だったとすると、仮に10年間放っておいた場合のシミュレーションをすると、米国株の配分比率は約48%まで上昇しました。この比率の上昇は、何を意味するのでしょうか。

放っておくと、「最適な割合」は崩れてしまう

放っておくと、「最適な割合」は崩れてしまう

※リスク許容度3の最適ポートフォリオ(2019年2月現在)。米国株(VTI) 31.0%、日欧株(VEA) 23.4%、新興国株(VWO) 6.1%、米国債券(AGG) 27.7%、金(GLD) 6.8%、不動産(IYR) 5.0% ※2008年12月末から2018年12月末まで、期間中にリバランスすることなく、保有し続けたとして計算。ただし、ETFの分配金は再投資したものとする。

実は、ポートフォリオのリスクが高くなり過ぎているのです。株は債券などに比べて値動きの大きい資産、つまりリスクの高い資産です。株の比率が上がるということは、ポートフォリオ全体のリスクも高くなってるということです。

そこで必要になるのが資産のバランス調整、リバランスです。資産のバランスを元の最適な状態に戻して、リスクの取り過ぎを防ぎます。

半年に1度リバランスをすることで、
崩れたバランスを戻す

半年に1度リバランスをすることで、崩れたバランスを戻す

※リスク許容度3の最適ポートフォリオ(2019年2月現在)。米国株(VTI) 31.0%、日欧株(VEA) 23.4%、新興国株(VWO) 6.1%、米国債券(AGG) 27.7%、金(GLD) 6.8%、不動産(IYR) 5.0% ※2008年12月末から2018年12月末まで、期間中にリバランスすることなく、保有し続けたとして計算。ただし、ETFの分配金は再投資したものとする。

そして、リバランスを行うということは、値上がりした資産の一部を売って、逆に値下がりした資産を買うことになりますので、リバランスの結果、中長期的にパフォーマンスが良くなる可能性があると言えるでしょう。

WealthNaviはリバランスも全自動

「長期・積立・分散」の資産運用において、メリットの多いリバランスですが、自分でやろうとするとなかなか大変です。専門知識も必要であり、手間や時間もかかります。

そこでWealthNaviでは、お客様一人ひとりの資産を毎日個別に確認し、必要なタイミングで、最適なバランスを保つためのリバランスを自動で行っています。

原則として半年に一度、定期リバランスを行い、資産のバランスを最適な状態に戻す調整をします。また、相場が大きく変動するなどして、資産のバランスが大きく崩れた場合には、リバランスを前倒しで行います。

WealthNaviは、自動リバランスを行いながら、お客様の大切な資産を見守り続けます。10年20年と最適な資産バランスをキープしながら、長期でリターンの最大化を目指しましょう。

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