コラム

2026年も資産の配分比率を更新しました

2026年も資産の配分比率を更新しました

ウェルスナビでは、原則として1年ごとに、分散投資している株式や債券などの配分比率を見直しています。金融市場の状況は時間の経過とともに変化するため、その変化に定期的に対応していくことが長期の資産運用においては重要だからです。

このコラムでは、5月12日に実施した配分比率の見直しについて、具体的にどのような変更を行ったのかをご説明します。

ウェルスナビは「最適ポートフォリオ」を提供している

本題に入る前に、ウェルスナビが提供しているポートフォリオ(資産の組み合わせ)についておさらいしましょう。

資産運用でリスクを抑えながらリターンを狙うには、株式や債券など、値動きの異なる資産に分散投資をすることが大切です。しかし、どの資産を、どれくらいの割合で持つのかによって、将来の運用成果は左右されます。

ウェルスナビでは、まず資産ごとにどれくらいのリターンが期待できるのか、ノーベル賞受賞者の理論に基づく高度な数理モデルを用いて、市場全体の見通しを反映したリターンの期待値を計算しています。そして、取るリスクに対して、期待できるリターンが最大になる資産の配分比率を算出しています。

この比率で資産を組み合わせたものを、「最適ポートフォリオ(最適な資産配分)」といいます。最適ポートフォリオは、市場参加者の集合知を反映した「理想的なバランス」といえます。

ウェルスナビの最適ポートフォリオ(イメージ図)

ウェルスナビの最適ポートフォリオ(イメージ図)

ウェルスナビは、最新の金融市場のデータに基づき、原則として1年ごとに最適ポートフォリオを更新(資産の配分比率を調整)しています。

2026年5月の更新で資産の配分比率はどう変わったか

ここからは、ウェルスナビの5つのリスク許容度のうち、真ん中のリスク許容度3の最適ポートフォリオを例に更新内容をご説明します。

なお、リスク許容度によって資産の配分比率の変化に若干の差はあるものの、他のリスク許容度でも大きな傾向は同じです。

今回の更新ポイント

  • 最新の金融市場のデータを反映し、米国株の割合を小幅に引き下げ、日欧株・新興国株や、金の割合を小幅に引き上げた(※1、2)

この結果、リスク許容度3における資産の配分比率は、次のようになりました(※リスク許容度3以外の最適な資産配分はこちら)。

米国株の割合が小幅に低下した一方、日欧株・新興国株や金の割合が小幅に上昇した

2026年5月12日の最適ポートフォリオ更新による、リスク許容度3の資産配分の変化

米国株の割合が小幅に低下した一方、日欧株・新興国株や金の割合が小幅に上昇した

今回の変更の背景には、以下のような経済・金融市場の変化があります。そうした変化を、ウェルスナビの最適ポートフォリオにも反映させています。

米国への投資は続けつつ、より広く分散投資へ

米国における、昨年の関税引き上げなどの通商政策の変化や、財政状況への懸念などを受け、プロの投資家の間では「分散投資の対象をより広げよう」という意識が高まりました。2025年に大きく上昇した金価格や、米国以外の地域で見られた堅調な株価も、こうした市場の見方を映し出しているといえるでしょう。

ただし、米国は世界最大の経済大国であり、技術革新の中心地でもあります。こうした点に加え、今後も人口が増加し続けるため、引き続き世界経済をリードしていくと考えられています。
金融市場においても、米国株は現在も世界の株式投資の中心であり、米国株への投資の有効性が失われたわけではありません。

ウェルスナビでは、今後も米国経済の成長による恩恵を享受しつつ、足元の変化も反映させながら世界全体にバランスよく投資し続けることが、長期的な資産形成において重要だと考えています。

今後も定期的に最適ポートフォリオを更新し続ける

世界中の資産に分散投資しているウェルスナビは、リターンの源泉が中長期的な世界経済の成長です。世界経済を牽引する国や産業は、時代とともに絶えず変化し続けています。そして、こうした経済環境の変化は、金融市場における資産の価値にも反映されていきます。

ウェルスナビは、金融市場の中長期的なトレンドの変化に対応するため、今後も原則として1年ごとに最適ポートフォリオを更新していきます。「おまかせ」の資産運用サービスとして、変化に応じて分散投資をアップデートしながら、お客様の長期投資をサポートしていきます。

ウェルスナビの資産運用アルゴリズムについてさらに詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。

※1 ウェルスナビは、長期的にリターンを目指すための最適ポートフォリオを提供しています。このため、1年単位では資産の配分比率が大きく変わることはありません。また、日々変動する相場のどこが底でどこがピークかを見極めることは非常に難しく、短期的な相場変動を見て頻繁に資産配分を変えることもありません。
※2 なお、今回の更新はお客様の資産配分をただちに変えるものではありません。今後の入出金やリバランス(資産配分のバランス調整)の際に、最新の最適ポートフォリオに調整されます。これらは全て自動で実施されますので、お客様による対応は必要ありません。

※ リスク許容度3以外の最適な資産配分は以下の通りです(2026年5月12日時点)。
・リスク許容度1=米国株11.2%、日欧株5.0%、新興国株5.0%、債券65.0%、金9.8%、不動産4.0%
・リスク許容度2=米国株24.1%、日欧株6.3%、新興国株6.3%、債券52.8%、金6.5%、不動産4.0%
・リスク許容度4=米国株41.0%、日欧株27.7%、新興国株9.6%、債券7.3%、金10.4%、不動産4.0%
・リスク許容度5=米国株41.8%、日欧株35.0%、新興国株8.2%、債券5.0%、金6.0%、不動産4.0%

コラムに関する注意事項
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