コラム

新NISAでは、ご利用状況に応じて手数料が下がります

新NISAでは、ご利用状況に応じて手数料が下がります

まとめ

  • 新NISAでは、ご利用状況に応じて手数料が下がる
  • 自動積立だけで入金した場合の新NISA口座全体の手数料(試算)は、リスク許容度に応じて年率0.63~0.67%(税込0.693~0.733%)(※1)
  • 預かり資産に連動した手数料のみ。取引ごとにはかからない

新NISAの手数料

新NISAの手数料についてご説明します。新NISAでは、1つのNISA口座の中で「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの非課税枠を併用できますが、それぞれの枠で手数料が異なります。

「つみたて投資枠」の残高にかかる手数料は、ゼロとしています。一方、「成長投資枠」では、お客様が設定したリスク許容度に応じて、預かり資産の年率0.7〜1%(税込0.77~1.1%)を手数料としてご負担いただきます。

「つみたて投資枠」と「成長投資枠」を合わせた新NISA口座全体の手数料は、最大でも預かり資産の年率1%(税込1.1%)になります。

新NISAの手数料

新NISAでは、ご利用状況に応じて手数料が下がる

新NISAにおける「おまかせNISA」では、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の両方を活用しながら、お客様の資産全体で最適なバランスになるよう自動で資産を購入します。(※2)

それぞれの枠で手数料が異なるため、お客様一人ひとりのご利用状況に応じて、手数料は変動します。例えば、手数料がゼロである「つみたて投資枠」を利用すると、お客様の口座全体における手数料を低く抑えることができます。

それでは、実質的にどれくらいの手数料をご負担いただくことになるか、ご利用のケースごとに見てみましょう。

手数料が異なる2つの枠を自動で活用

手数料が異なる2つの枠を自動で活用

自動積立による入金の場合

「つみたて投資枠」を利用するには、新NISAの制度上、積立の設定が必要です。「おまかせNISA」では、自動積立で入金していただくことで、「つみたて投資枠」をご利用いただけます。

自動積立による入金の一部(※3)を「つみたて投資枠」での購入にあて、残りは「成長投資枠」で資産を購入することで、最適な資産バランスをめざします。(※4)

自動積立のみで入金すると仮定した場合、2つの枠を合わせた新NISA口座全体の手数料(加重平均による試算)は、リスク許容度に応じて年率0.63~0.67%(税込0.693~0.733%)(※5)になります。

リスク許容度別の手数料(年率)

リスク許容度別の手数料(年率)

上記の通り、「成長投資枠」はリスク許容度ごとに手数料が異なります。NISA口座全体の手数料は、入金後に「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の残高の割合が変わらなかったと仮定した場合の試算です。相場の変動により資産評価額が変動した場合、新NISA口座全体の手数料も変動します。

自動積立以外の入金の場合(クイック入金・振込入金など)

一方、自動積立を利用しない場合や積立以外の入金(クイック入金・振込入金)を行う場合、「成長投資枠」のみで資産を購入するため、手数料はリスク許容度に応じて年率0.7~1%(税込0.77~1.1%)になります。

通常の口座と従来のNISA口座の手数料

通常の口座と従来のNISA口座の手数料は、これまで通り、預かり資産の年率1%(税込1.1%)になります。

預り資産に連動した手数料。多彩な機能がすべて無料

新NISAにおいても、預かり資産に連動した手数料のみとなり、追加で手数料はかかりませんのでご安心ください。お客様にご負担いただく手数料は、それぞれの口座ごとに計算された金額の合算になります。毎月初めの営業日に、取引履歴の画面で確認することができます。

お客様にご負担いただく手数料

お客様にご負担いただく手数料

これまで通り、取引ごとには手数料はかからず、リバランス(資産のバランス調整)やミリトレ(少額ETF取引機能)といった多彩な機能がすべて無料でご利用いただけます。

おトクな手数料と非課税メリットのある「おまかせNISA」を、ぜひご検討ください。

よくあるご質問

Q新NISAで、手数料が安くなるのはなぜですか?

新NISA制度をより多くのお客様にご利用いただくため、新NISAに対応した「おまかせNISA」の手数料を設定しています。例えば、自動積立で「つみたて投資枠」をご利用いただくことで、手数料を低く抑えることができるので、ぜひ自動積立をご利用ください。

Q「成長投資枠」の手数料が、リスク許容度によって異なるのはなぜですか?

積立投資をした場合の手数料の違いを少なくし、お客様ご自身の本来のリスク許容度に合った設定をしていただきやすくするためです。

「つみたて投資枠」の残高にかかる手数料は、ゼロとしています。「おまかせNISA」の「つみたて投資枠」では米国株のみが購入されます。また、リスク許容度の設定が低いほど米国株の比率が低くなります。このため、「成長投資枠」の手数料がリスク許容度によらず一定だと、積立投資をした場合、リスク許容度が低いほど手数料が高くなることになります。

「成長投資枠」の手数料に違いをつけることで、積立投資をした場合のリスク許容度の設定による手数料の違いが起こりにくく、ご自身の本来のリスク許容度に合った設定をしていただきやすいものと考えています。

Q自動積立を利用した場合、手数料がゼロである「つみたて投資枠」だけでなく、「成長投資枠」でも資産を購入するのはなぜですか?

新NISAの「おまかせNISA」において、「つみたて投資枠」で購入する資産は米国株のみとなります。お客様の資産全体で最適なバランスを維持することをめざし、「成長投資枠」でさまざまな資産(株式・債券・金・不動産)を購入します。

(注)預かり資産全体で3,000万円を超える部分の手数料は0.5%になります(現金部分を除く、年率・税別)。なお、「つみたて投資枠」には手数料がかかりません。手数料とは別にETF保有コストの実質的なご負担があります。

※1 自動積立のみの入金で、入金後に「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の残高の割合が変わらなかった場合の試算。相場の変動により資産評価額が変動した場合、新NISA口座全体の手数料も変動します。
※2 「おまかせNISA」では、要件を満たす米国上場ETFの中から、原則としてこれまでと同じ基準により投資対象とする銘柄を選定します。具体的な銘柄は、こちらをご覧ください。なお、ウェルスナビでは原則として年に1度、投資対象銘柄の見直しを行っており、投資対象銘柄は今後変更となる可能性があります。
※3 自動積立での入金のうち、お客様が設定しているリスク許容度に応じた割合分の金額を目安に、「つみたて投資枠」での購入にまわします。制度対応上、「つみたて投資枠」での資産の購入は毎月10万円程度までとしています(ボーナス時の加算による購入を除く)。
[つみたて投資枠での購入にまわす割合]
・リスク許容度1:10%
・リスク許容度2:20%
・リスク許容度3:30%
・リスク許容度4:3分の1
・リスク許容度5:3分の1
※4 非課税枠の上限に達した場合は、通常の口座で資産を購入します。
※5 自動積立のみの入金で、入金後に「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の残高の割合が変わらなかった場合の試算。相場の変動により資産評価額が変動した場合、新NISA口座全体の手数料も変動します。

おまかせNISAのお申し込みを検討されている方

  • 「おまかせNISA」を利用するには、ウェルスナビの口座開設が必要です。
  • ウェルスナビの口座開設がお済みの方は、ログイン後の「おまかせNISA」メニューよりお申し込みいただけます。
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