ウェルストーリーとは 働く世代がお金の悩みから”一歩踏み出す”未来を応援するコーナーです。 ※相談事例は、よくあるお悩みをもとにしたフィクションです。



新婚旅行の帰りの飛行機で、こわい記事を読んじゃってさ…(ため息)
せっかくの楽しい旅行なのに!どうしたの


旅行先で「いつ子供をもつか」とか話してさ。なんとなく調べてたら、教育費に「数千万は必要」みたいな記事が出てきて…そんなのどうすれば…
人生の三大資金の一つである、子供の教育資金。
今回は、「いつ」「何に」お金がかかるのかを解説します。
この記事でわかること
- 子供が生まれるまで~生まれてすぐのお金
- 小学校~大学までにかかるお金
- 教育費をどう準備するか
一人の命を守り育てるわけだから、どれだけお金がかかるんだろう?って思うのも当然だよね。


周りの友達の話とかも聞くと、私にはまだ未知の世界で怖いなあ。
国や自治体による補助で出るお金と、自分で準備が必要なお金があるんだ。具体的にみていくね。

出産育児一時金って?自己負担は?
出産の際には、子供一人につき「出産育児一時金」が50万円支給されます。出産は現状、保険診療の適用外なので自己負担ですが、健康保険組合などからお金が助成される仕組みです。
自己負担は軽くなっていますが、出産のときにどのような環境を望むかによって、費用は変わってきます。例えば、無痛分娩を希望する場合、病院の個室を希望する場合などは、追加で費用が必要になります。
一方、妊娠中の妊婦検診も、原則は自己負担です。妊娠から出産までの妊婦検診の回数は14回程度ですが、多くの自治体で助成も行われています。
子供を授かるまでの支援も、昨今充実しています。不妊治療が保険適用となり、各自治体でも補助が出ているケースもあります。
自治体によっては補助制度が異なるため、住んでいる場所の支援制度を調べるとよいでしょう。

補助が結構あるんだね、人によってかかるお金はまちまちなんだろうな。
二人でどこにお金をかけたいかを話し合って、費用をどう負担するかも決めるとよさそうだね。

「育休」の時の収入は?

会社の先輩が育休中なんだけど…収入ってどうなってるんだろう?
会社勤めの場合は「給付金」が支給されるよ。働き方によって違うから、説明するね。

育児休業は、原則として1歳未満の子供を育てる場合に取得でき、最長で子供が2歳になるまで延長することも可能です。
育休中は会社からの給与は出ないことが一般的ですが、「育児休業給付金」が雇用保険の被保険者に支給されます。
これにより、休業開始から最初の半年間(180日)は休業前給与の67%、それ以降は50%が支給されます。さらに両親ともに育休を取得するなどの条件を満たすと、「出生後休業支援給付金」で支給額が上乗せされます。
詳しくは、厚労省のホームページもご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000135090_00001.html
出産のために会社を休んだ場合も「出産手当金」が支給されます。
これらの給付金は「雇用保険の被保険者」が対象のため、自営業やフリーランス、専業主婦の場合は支給されません。働き方によって、よりお金の備えや計画が重要になります。

また、幼児・保育の無償化も国の制度で進められており、自治体によってはより手厚い補助があるケースもあります。
小学校~大学までのお金は?

一番お金がかかる時期って、いつなのかな
高校~大学進学のあたりだよ。一般的には、子供が小さいときは「貯め時」ともいわれるんだ。

■小学校~大学の教育費
| 公立(大学のみ国立) | 私立 | |
|---|---|---|
| 小学校 | 220万円 | 1,045万円 |
| 中学校 | 163万円 | 468万円 |
| 高校 | 179万円 | 354万円 |
| 大学 | 243万円 | 455万円 |
| 合計 | 805万円 | 2,322万円 |
一般的に、保育が無償化されている未就学児から小学生にかけては、「貯め時」といわれています。ですが、どのような教育を受けさせたいかによっても異なります。
「何に」「いつ」お金がかかるかを知り、家庭の価値観によってメリハリをつけていくことが大事になります。
一定の金額を、NISAを活用して長い時間をかけて準備をするのも選択肢です。
子供が生まれた翌月から高校卒業年次の3月31日まで支給される「児童手当」を別の口座で貯めていくのも一案です。収入に追加されるものなので、家計を削らずに教育費を貯められます。

数千万…というのも何を選ぶかによるんだな、とわかってちょっと安心。さて、新婚旅行の写真でも見返そうかな~
え~見せて見せて!ところで、おみやげは?


あ…ごめん!(タメ息さんって、何か食べたりするんだろうか…)