資産運用に関するその時々のトピックを、ウェルスナビで資産運用アルゴリズムを開発しているチームがお伝えします。
ここ最近、金の価格が大きく動いています。
昨年から今年の1月中旬にかけて金は勢いよく上昇しました。
ニュースやSNSで「金が過去最高値」「金は安全資産」といった声を見て、「金に投資してみたい」と思った方も多いのではないでしょうか。
ウェルスナビでも金に分散投資をしており、好調な金相場の恩恵を受けました。
他方で1月29日の終値から2月2日の終値にかけて、今度は一転して13%下落。(※1)
「え?こんなに下がるの?」「金って安全資産じゃなかったの?」と不安になった方もいると思います。
今回は、金の投資について、ウェルスナビの考え方をお伝えしたいと思います。
金は2025年に大きく値上がりしたが、2026年1月末に下落した
金価格の推移(2025年1月2日~2026年2月12日)
※IAU(iシェアーズ ・ゴールド・トラスト)の価格推移(米ドル建て)。2025年1月2日を100として指数化
金には昔から評価されてきた特長があります
・ 希少性があり古来より価値を持ち続けてきた
・ 実物資産でありインフレ(物価上昇)に強い
・ 戦争や世界の不安が高まると買われやすい
・ 株式などの金融資産と異なる値動きをする
これらの特長から、「資産を守るための保険」 「分散のための資産」としてとても有効な資産です。
ただし最近は、「守るため」だけでなく、「もっと上がるかも!」とお金が一気に集まり、その反動で今回のように大きく下がることも起こります。
金は値動きが大きい資産であることを理解しましょう
金は「安全資産」「有事の金」などと語られることもあり、債券のように値動きが相対的に安定しているイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。しかし過去を振り返ると、そのイメージとは異なる姿が見えてきます。
金は大きく値上がりすることも大きく値下がりすることもある
※各資産クラスに対応するETFの年次トータルリターン。米国株:VTI、日欧株:VEA、新興国株:VWO、債券:AGG、金:GLD、不動産:IYR
たとえば、2013年には年間で28%も価格が下落しました。この年の金のリターンは、ウェルスナビが投資対象としている6つの資産クラス(資産の種類)のなかで最低でした。一方で、年間で24%上昇した2020年のような年もあり、上にも下にも価格が大きく動いてきたことが見て取れます。
もし、資産のすべてを金に集中している状態で2013年のような下落局面に遭遇したら・・・。一時的に大きなマイナスを抱え、不安で売ってしまった方も多かったでしょう。
こうした値動きの大きい資産は、 1つだけに集中する投資には向きません。
他の資産と組み合わせることで力を発揮するとウェルスナビでは考えています。
分散投資先の一つとして考えましょう
金はとても良い資産です。
しかし、価格が上がる・下がるタイミングを予想することは、非常に難しいものです。
今後も好調だろうと予想して1つの資産に集中投資していると、予想が外れて、大きな損失を抱える可能性もあります。
だからこそ大切なのが、いろいろな資産を組み合わせること、 コツコツ積み立てていくことです。
たとえば株が下がるときに金が支え、金が下がるときに株が伸びる。こうして値動きをならしながら長く資産を育てていくのが、「長期・積立・分散」でおすすめしたい金投資の考え方です。
分散投資で値動きをならしながら資産を育てていく
ウェルスナビの分散投資(イメージ図)
まとめ:金は頼れるチームメンバー
今回の金の急上昇と急落からは、金への関心の高まりと、金の値動きが短期で大きくなりうること、が分かりました。
金は、1人で戦う主役ではなく、ポートフォリオ(資産の組み合わせ)を支える大事な仲間として頼ることで、真の輝きを放つとウェルスナビでは考えます。
ウェルスナビは、株式・ 債券・ 金や不動産の複数の資産をバランスよく組み合わせ、長く安心して続けられる資産づくりを目指しています。
短期の値動きに振り回されず、時間を味方につけた投資を一緒に続けていきましょう。
※1 IAU(iシェアーズ ・ゴールド・トラスト)の価格推移(米ドル建て)。
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