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リスクのきほん①~誤解しがちな「リスク」の意味~

リスクのきほん①~誤解しがちな「リスク」の意味~

みなさんは投資における「リスク」の意味を誤解していませんか? 一般的にリスクとは危険が生じる可能性といった意味で使われますが、投資の世界では「リターンの振れ幅」を指します。株式や債券などに投資する場合、リスクをしっかりと把握し、自分が許容できる範囲内に抑えることが欠かせません。

リスクはリターンの「振れ幅」のこと

預けたお金が確実に返ってくる銀行預金に対して、株式や投資信託といった金融商品には元本保証がありません。例えば、100万円で購入した株式は120万円に増えることもありますが、80万円に減ってしまうこともあり得ます。

このようなリターンの変動幅のことを、投資の世界ではリスクと呼びます。振れ幅が大きいと「リスクが大きい(高い)」、変動幅が小さいと「リスクが小さい(低い)」といいます。

リスクはリターンの「振れ幅」を示したもの(イメージ図)

リスクはリターンの「振れ幅」を示したもの(イメージ図)

リスクとリターンは表裏一体

リスクとリターンは表裏一体です。大きなリターンを狙うためには大きなリスクを取る必要があり、その分だけ大きな損失を出す可能性も高まります。他方で、リスクを低く抑えれば大きな損失は防ぎやすくなりますが、期待できるリターンも小さくなります。

下の図は、株式や債券など昔から投資対象とされてきた資産について、リスクとリターンの関係をわかりやすく示したものです。このなかでは、株式がハイリスク・ハイリターンの資産に当たります。それに対して、預貯金や、満期まで保有すれば基本的に元本が返ってくる債券は、ローリスク・ローリターンの資産です。

大きなリターンを狙うには大きなリスクを取る必要がある

投資対象によるリスクとリターンの関係(イメージ図)

大きなリターンを狙うには大きなリスクを取る必要がある

※ 一般的に株式はハイリスク・ハイリターンですが、個別株にはハイリスク・ハイリターンなものからハイリスク・ローリターンなものまでさまざまです。投資信託も商品によってリスク・リターンはさまざまです。

「ローリスク・ハイリターンの金融商品があればいいのに」と思った方がいるかもしれませんが、残念ながらそのようなものは存在しません。リターンは、それに見合ったリスクを取った対価として得られるものだからです。

リスクを理解して投資を

株式や債券などに投資する場合、リターンにばかり目を向けがちですが、自分が許容できるリスクについて考えることも不可欠です。それにはまず、投資対象とする資産のリスクを把握することが必要です。

この連載では、確実に抑えておきたい資産運用の基礎的な知識のうち、リスクに焦点を当てて解説していきます。

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