コラム

リスクのきほん②~過度なリスクは禁物~

リスクのきほん②~過度なリスクは禁物~

「投資ってギャンブルみたいなものでしょ」というイメージは根強いようです。しかし、投資は賭け事と違って運や偶然にまかせて一獲千金を狙うものではありません。リスクをうまく抑えることで、リターンがプラスになる確率を高めることができます。

投資では大きな損失を避けるべき

ギャンブルとは多くの人にとって「趣味や気晴らしの範囲で楽しむもの」のようです(※1)。あくまでも趣味として少額を賭ける分には、たとえ勝負に負けて賭け金をすべて失ったとしても許容できるかもしれません。しかし、老後への備えなどを目的とした投資では、そういうわけにはいかないですよね。

安定的な資産形成をめざす投資では、大きな損失を避けることが重要になります。それには、過度に大きなリスク(前回のコラムで紹介した通りリターンの振れ幅のこと)を取らないことが大切です。

万が一、大きな損失を出してしまったら、取り戻すのが大変です。例えば、100万円の株式が50%値下がりしたら50万円になりますが、そこから50%値上がりしても75万円にしかなりません。100万円に戻るためには、100%の値上がりが必要になるのです。

大きな損失を出すと取り返すのが大変

100万円の株式が50%値下がりした後、再び50%上昇した場合のイメージ

大きな損失を出すと取り返すのが大変

安定的なリターンを狙える「長期・積立・分散」

投資に「絶対に儲かる」はありません。ですが、リスクを抑えながら安定的にリターンを狙う手法はあります。

王道とされているのは、ウェルスナビの提唱する「長期・積立・分散」です。老後の生活資金作りなど、長い時間をかけて資産を着実に増やしたいという方に向いています。

今回のコラムでは、投資において過度なリスクを取らないことの重要性を説明しました。次回のコラムでは、自分にあったリスクをどのように考えればいいのかを解説します。

  • 消費者庁・内閣官房「ギャンブル等に関する消費行動等についての意識調査結果」(2021年3月)
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