すでにNISAを始めているけれど、NISA口座をウェルスナビの「おまかせNISA」に変更したいと考えている方もいらっしゃるでしょう。NISA口座の変更は年に1回のみ可能で、年間を通して手続きが可能です。ただし、変更のタイミングによって適用開始時期が異なります。まずは、変更のタイミングとスケジュールのポイントを押さえておきましょう。
NISA口座変更のタイミングとスケジュール
NISA口座を変更するタイミングは、その年のNISAの非課税枠を利用しているかどうか(NISA口座で資産を購入しているかどうか)によって異なります。
その年の非課税枠をまだ利用していない場合
9月までに手続きをすれば、その年から新しい口座(ウェルスナビ)で投資を始められます。
その年の非課税枠をまだ利用していない場合の手続きスケジュール(イメージ図)

※来年1~9月に申し込みできるのは、来年の非課税を使用していない場合のみです
すでにその年の非課税枠を利用している場合
翌年から、新しい金融機関(ウェルスナビ)へNISA口座を変更できます。手続き期間はその年の10月から翌年の9月末までですが、年内に完了させておくと翌年の1月には新しいNISA口座で資産運用を開始できます。ご自身の状況に合わせた手続きをおすすめします。
すでにその年の非課税枠を利用している場合の手続きスケジュール(イメージ図)

※来年1~9月に申し込みできるのは、来年の非課税を使用していない場合のみです
金融機関を変更する際の具体的な手続き
続いて、NISAの金融機関を変更する際の具体的な手続きを見ていきましょう。手続きは大きく2つのステップに分けられます。

1.変更前の金融機関での手続き
現在NISA口座を開設している金融機関で「金融商品取引業者等変更届出書」を提出します。この書類は各金融機関のWebサイトや窓口で提出できます。提出後、1〜2週間程度で「勘定廃止通知書(または非課税口座廃止通知書)」が発行されます。この通知書はNISA口座を解約したことを証明する重要な書類です。
2.新しい金融機関でのNISA口座の開設申込
「勘定廃止通知書」を受け取ったら、新しい金融機関(ウェルスナビ)でNISA口座開設の申し込みを行います。ウェルスナビではWebサイトから申し込み手続きができ、本人確認書類はオンラインでアップロード可能です。変更前の金融機関が発行した勘定廃止通知書は、ウェルスナビへ郵送で提出します。金融機関と税務署の審査を経て、口座開設手続きが完了します。
手続き全体では約1ヵ月程度の期間を要するため、余裕を持って手続きを始めましょう。
NISA口座を開設した金融機関を忘れた場合
長期間取引をしなかった場合などで、NISA口座をどの金融機関で開設したか忘れてしまうケースもあるでしょう。その場合、国税庁のサービスであるe-Taxや最寄りの税務署で確認する方法があります。
詳しくは、こちらをご確認ください。
おまかせNISAのお申し込みを検討されている方
- 「おまかせNISA」を利用するには、ウェルスナビの口座開設が必要です。
- ウェルスナビの口座開設がお済みの方は、ログイン後の「おまかせNISA」メニューよりお申し込みいただけます。
- 他の金融機関でNISA口座を開設済みの方も、「金融機関変更」のお手続きをすることで、お申し込みいただけます(詳細はこちら)。その際、他の金融機関のNISA口座で運用している資産を売却する必要はありません。
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