分散投資という言葉に、どんなイメージを持ちますか? 富裕層も行っている「長期・積立・分散」の資産運用ではどんな「分散」をすればいいでしょうか?
一口に「分散投資」と言っても、株式や債券、不動産といった資産の分散、国や地域など地理的な分散といった視点から、さまざまなバリエーションが考えられます。また、数銘柄に分散するのか、数百、数千銘柄に分散するのかによっても、資産の組み合わせは大きく異なります。
今回のコラムでは、世界地図を使って分散投資について考えてみます。
日本国内だけで分散
日本に暮らしている人の金融資産の大半は、円預金を中心とする円建ての資産でしょう。円預金のほかに資産を持っている場合も、日本株や国内の不動産であることがほとんどではないでしょうか。
日本国内だけで分散したケースを、世界地図で見てみましょう。
円預金、日本株、国内の不動産に分散
資産としては、預金や株式、不動産と確かに分散している一方、場所については「分散」の反対である「集中」だと言えるでしょう。このケースでは、資産の増減が、日本経済や円の動向に大きく依存することになります。
世界経済の中心・米国にも分散
では、日本だけでなく、世界経済の中心とも言える米国にも投資したとします。米国にはアマゾンやグーグルなど、世界規模でビジネスを展開する企業が多く、なじみがある方も多いでしょう。多くの人が海外の投資先として米国を思い浮かべることもあり、日本では「S&P500」「NYダウ」などに連動する投資信託も多く販売されています。
日本に加え米国にも分散したケースを、世界地図で見てみましょう。
日本に加え米国にも分散
世界の代表的な企業が米国に多いことは確かですが、世界全体からみるとやはり一部に過ぎません。
世界中に分散
日本は少子高齢化が進んでいますが、世界の人口は新興国を中心に今も増え続けています。また、先進国である米国や日本よりも速いペースで経済成長している国もたくさんあります。
資産運用のリターンの源泉は、投資先の経済活動から産み出された利益です。先進国に加え、これから成長が期待できる国や企業にも投資しておかない手はありません。
WealthNaviは世界約50カ国1万2000銘柄(2022年3月時点)に分散投資しています。なお、株式や債券のほか、不動産、金など資産の種類も分散しています。
世界中に分散したケースを、世界地図で見てみましょう。
世界中に分散
世界の富裕層や機関投資家が行っている「長期・積立・分散」の資産運用において、「分散」とは、世界中への分散を指します。先進国から新興国まで、世界の主な市場に幅広く投資することで、世界経済の成長を取り込めます。
WealthNaviは、こうした世界中への分散投資を自動で可能にしたサービスです。世界経済の成長を取り込みながら、資産運用を続けていきましょう。
ご参考:
ウェルスナビは何に投資している?
ウェルスナビで投資しているETFの中身は?
世界とつながる「長期」「分散」投資
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