昨日、世界的に株価が下落しました。2月から3月にかけての株価急落で資産の大きな目減りを経験した方にとっては、ここ最近の株価の回復で少しほっとしたところに急落があり、驚かれているかもしれません。
株価の急落を見て、一時的に資産を手放そうと考える方もいるのではないでしょうか。そのような場合には一度立ち止まってみることをお勧めします。
コロナ・ショックのような経済危機を乗り越える過程においては、楽観的なニュースと悲観的なニュースが飛び交い、株価は短期的に急落することも、逆に急上昇することもあります。しかし長期投資の成果を決めるのは、株価の短期的な動きではなく長期的な成長です。
過去30年を振り返ると、株価は急落してもいずれ下げ止まり、長期的に見れば大きく上昇してきました。10年、20年と資産を持ち続けていれば、資産を大きく成長させることができていました。途中で資産を手放し、長期投資を止めてしまうのはもったいないことです。
しばらくはニュースなどによって相場が大きく動くことも考えられます。しかし、10年後、20年後に使える資産を増やすという目的のためには、短期的な動きを気にしすぎず、長期で資産の成長を狙うことが大切です。じっくりと資産を持ち続けることをお勧めします。
ぜひ長い目で資産運用を続けていきましょう。
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